世界一!?

今日は、去年ずーっとやってきた実験の最終結果発表と新たしい実験の打合せの為、つくばに朝から出張。つくばエクスプレスで移動するため、秋葉原駅に行く。新聞片手に電車に乗ろうとすると・・
常務「オハヨ。なんだ新聞か。英字新聞を読まんか!!」
といきなり声をかけられる。今日は、常務も来るって聞いていたけど、まさか同じ電車とは・・・
その後45分間、常務と隣同士ですわり、延々緊張した雰囲気の中、ぎこちない会話を味わう。
この常務、7月で顧問に退任することが決まっているので、今日は「最後に、今までバックアップしてきたオイラの仕事を見学する」のが目的らしい。いつもは口が堅いが、今日は、社長が変わる、専務が副社長になるなど人事のことなどいろいろな秘密事項を教えてくれた。その中で、オイラの元上司(今でも実質は上司)の部長が、取締役になる事を聞かされた。すげー、今日も一緒に仕事なのだが、これからはあまり口論するのは控えよう。いつも事務所で実験室で口論しているもんな。子会社とは言え、取締役・・
オイラもいつか経営陣になるぞ!!
後、常務「ぜったい米国の子会社にはいけるから心配するな」の一言も頂いた。
うーん、退任する人が人事権あるとは思えないが、やっぱり期待してしまう。はやく米国に行きたい。
肝心の実験のほうは、目標の3倍以上の精度があり大大大成功で、米国の権威に論文にて評価される事になった。ただ、これは問題があって、半ば勝手に評価された感じなので、オイラ達の論文発表が間に合わず、なんか成果を横取りされたような感じ・・・。ま、でも一社会人として世界的な技術、いや世界一の技術開発に携われた事は、大変名誉なことだ。ぜったい子供が生まれたら自慢しよう。
また、新しく実験するのも世界初の試み。ほんとラッキーだな。
これが、世界の研究者だけではなく、会社に評価される事だったら・・、言う事ないなのに・・・