ご指名。

ふー、忙しい。忙しい。と、ブツブツいいながら仕事をしていると、元上司の取締役から1本の電話が・・・
取締役「あのさー。来週の本社技術発表大会。頭数がたりねぇんだ。なんかある?なんかしらあるやろ。頼むわ。時間ないけど、宜しく。」
無茶苦茶ですな。
この大会、年に1回開かれる。ここ数年、オイラも毎年参加していたが、今年は昇格試験と論文の投稿があり忙しく、参加する予定がなかった。
技術の人間にとっては、1年に1回の晴れ舞台である。みんな何ヶ月も前から、テーマを決め、発表の準備をし参加する。それを・・・
1週間で・・・
しかも、取締役は
「時間が余りそうだから、できるだけ長く頼むわ。」
ってオイ!!普通でも持ち時間30分だぞ?それより長く?
はぁ〜、また大変なことになったよ。まずテーマを決めなくては・・・
って、俺は、そんなに信頼されているのだろうか?
信頼されているのは、技術者というより噺家としてのような気がする・・・