何を言っているんだ!!! 珍しく切れる!!の巻

今日は、休日にする実験の準備やなんやらで大忙し。金曜日は、工場ラインの方々は、No残業Dayの為、午後はゆったりと仕事をしている。いいなぁと思うけど、普通、残業なしにしようとしたら仕事を減らすのではなく、効率的に(バリバリに)仕事をするんでは?
なんてぬるま湯なんだ!!! この子会社は・・・。と、一人ぼやきながら仕事をしていると・・・
工場長「keto君。本社(出向先)の取締役が話があるから、応接室に来て」
オイラ「うーん、なんだ突然。異動の話か? K取締は、人事も担当しているだっけ、遂に異動が決まったか?」と、ドキドキしながら応接室に行く。そこには取締役が片手に資料を持ちながら、オイラの課長と工場長と話している。
オイラ「ども。何でしょうか? 突然?」
K取締「keto君、どうしてそんなにすぐに異動したいんだ? 今やっている仕事は、やりがいがあるだろう? 何か不満でもあるのかね?」
オイラ「やりがいは確かにありますが、すでにこの事業の当初の開発目標は、ほぼ終了しました。これ以上は、劇的な事業の拡大はないでしょう。また、小職が担当している限り、もう新しいアイデアもないでしょう。つまり、事業は成熟し、業務はルーチン化が可能な時期に来ています。業務を、ルーチン作業と開発に分けて、ルーチン作業を工場(出向先)に、営業を含む開発を親会社本部に割り振りたいと思います。よって、すでに小職の役目(事業の立ち上げ→拡大)は終わったと思います。小職は、更なるスキルアップの為、以前からの希望であった海外勤務に異動、もしくはそれにつながる部署への異動をしたいと思います。」
見たいな事を説明すると・・
K取締「でも、後任がいないんだ。うち(出向先)の社員の能力じゃ、君の仕事はこなせないよ。君のように優秀な人間にはうちにはいないんだ。親会社にもこの業務をできるような人間は管理職にしかなく出せない。若い優秀な人材も子会社には、なかなか出してくれない。そのくせ君をさっさと本社に返せと言ってくる。しかし、君の後任をこっち(出向先)で見つけて君を動かす為に、うち(出向先)は、何人が異動しないといけないか考えてみてくれ。時間が必要なんだ。」
と言われた・・。
プチッ
オイラ「つまり、なんだい? 出向先の人材は、使いもんにならないし親会社も人をくれない。だから、こっち(出向先)は何人も動かさなきゃならないしめんどくさい。だから、このままオイラが残って仕事を続けてくれ、その内に(3年以内)動かすからお願いってか?
ふざけるな!!! あんた後何年働くんだ? 長くて2年だろ? 自分のいるうちは、面倒くさい事は勘弁してくっれか?あ?オイラは、人生がかかっているんだ。ま、この会社に長くいるとは限らないが、いる限りは最短でキャリア積みたいんだよ。優秀優秀って評価してくれるのはありがたいが、だったら、もっとキャリアを積める所で、オイラを育てるのがあんたら経営層の仕事だろ? それが会社の将来の利益だろ? オイラの後任も、確かに最初は高い専門知識が要求されるから、大変だろうが、それによって人が育つんだろう? 実際、オイラも最初はズブの素人でダメダメだったよ。出向先の人材も今のままじゃダメだろ? この仕事を経験すると、将来は確実に工場で幹部の仕事ができるスキルが身につくぞ!!! あ? これは、将来ココの財産になるんじゃないの? あ? もっと建設的に、将来をみて考えてくれよ。」
見たいな事を、できる限り理路整然と優しい口調で述べる。
最後に、
取締「わかった。この件は、最優先事項として扱うから。副社長にも進言する。しかし、人を・・・」
オイラ「4月がリミットです。引継ぎには、3ヶ月は必要ですので、1月には人をください。」
と、お互い不完全燃焼のまま会談は終了した。
ふー、ほんとダメだな。この子会社は。経営層と幹部にやる気がない。問題は、常に先延ばしだし、「どーせ転籍組みだし、親会社がすべて決めればいい。こっちはただお上が決められた事やるだけ」みたいな雰囲気が蔓延している。もっともっと偉くなったら、この子会社を改革してやる or なんだったら潰してやる。
それをできる実力をいつか身につけてやる。