空港・・まさかのトラブル
さて、リニアに満足しながら上海空港に着いたのは,午前11時30分。
フライトの予定は、3時ごろ。
かなり時間が余ってしまった・・。
ま、搭乗手続きを先に済ましてゆっくりするかと、機械にチケットを通すと・・・・
機械「このチケットは受付できません。係員にお問い合わせください。」
あれ?なんで、3時発の飛行機の変更か?便名はなんだっけ・・・、チケット見てみよう・・・
?
あれれ?オイラの搭乗券の出発時間が 11時50分になってる?
なんで? オイラの頼んだチケットと違うじゃん!!
しかし、時すでに遅し。
顔面蒼白で、グランドアテンダントに事情を説明すると
GA「コチラドウゾ!! スグニクルアル」←カトコトの日本語
ここからは、生きた心地がしなかった。
まず第一難関
出国検査
欧米人の長蛇の列
と、突然公安?のお兄ちゃんが現れて
お兄ちゃんA「もうあきらめなよ。次に乗ればいいんじゃ?」←多分中国語で言っている
オイラ「Noooo!! Please!!! Never give up!!」
と、叫びながら列の最前線に行って
オイラ「Please!! 」
なかば脅迫じみた懇願で、最前列を確保で無事通過。
第2関門の持ち物検査は、出国検査でのオイラの必死な姿を見た公安のお兄ちゃんが、
お兄ちゃんA「よし、そこまで言うのなら、俺に任せろ」←多分、中国語で言っている
と、最前列を確保してくれた。
なんとか10分で、すべての手続きは終了した。
あとは、搭乗口へ・・・
しかし、搭乗口は今オイラがいる空港の端から、反対側の端っこ。
ここでもう一人の公安のお兄ちゃん?が登場して、何も言わず3人で突然走り出す。
オイラの重い荷物は、ラグビーのように3人でパスしながら搭乗口へ。
ここまでくると3人は、ちょっとした友情で結ばれているような気がしました。
二人には、心からの「謝謝」でお別れ。3人とも、何かを成し遂げた笑顔で包まれる。
中国の方でもいい人は本当にいい人だ。
二人のお蔭で、飛行機にはギリギリ間に合いました。
ありえない全力疾走で、オイラはもう汗だくでシートに潜り込む。
すると中国人スチュワーデスさんが、素敵な笑顔で
「毛布はイカカデショウカ・・」
使うわけないやろ!!こんな汗だくやのに!! まったく・・・
サービスが良いのか悪いのか?
しかし、本当に地獄のような出来事だった・・・