上海出張1日目

今日は、上海への移動日。
朝早くの飛行機で上海に移動→上海事務所に顔出し→各種軽く打ち合わせ
なんてスケジュールで、余裕をかましていたのだが・・・
前日、国内の出張先にいきなりの上海からの電話。
上海スタッフ「ketoさん。急遽、木曜日の顧客との打ち合わせキャンセルなったヨ。仕方ないねー。」
えっ?
オイラ「何を言ってんねん!!木曜日の打ち合わせって・・。こっちは、日本からビジネスパートナーのC社さんを連れて行くんだよ。かなり大事な打ち合わせだよ? まじで?C社さん、明日から中国はいるんだよ。かなり気合入ったプレゼン資料用意しているよ?どーすんのよ?」
上海スタッフ「仕方ないねー。ユーザーの担当者さん、打ち合わせの事、すっかり忘れていて、その日出張してしまうよ。どーしようもないね。」

でた・・。中国マジック。日本では考えられない。この事実をC社さんにつたえるが・・・
C社Uさん「ふざけんじゃないよ。何を今更?意地でもアポイントとってくださいよ!!!」ガチャンって、かなりの勢いで電話を切られた・・・。怒るわなー、そら。

仕方がないので、他の担当者とのアレンジを急遽開始。
しかし、まったくアポイントが取れず、結局この出発間際になってもアポイントの最終確認が取れていない・・・。
最悪、あっちで担当者を”出待ち”?
はぁ〜、出だしから最悪だな。テンションかなり低↓
ま、どうせなるようにしかならないし飛行機の中では、オーシャンズ13を堪能。
まぁまぁだな。言うほど面白くないのが感想。それともオイラのテンションが低いから?
上海に到着後は、木曜日の訪問先が蘇州なので、現地スタッフにとにかく電話電話。一方で、C社Uさんから催促の電話の嵐。まさに、板ばさみ。
幸い、新人ではあるがなんとか関連部署とのアポイント調整に成功。その頃は、すでに夕方。はぁ〜、結局他に仕事ができなかった。
夜は、たまたま同じく上海に出張に来ている同じ事業部の部長と会食。
T部長は、学生時代に北京の大学に留学しており、言葉も見た目も中国人(推定体重100kg 身長165cm) その流暢なべらんめぇ口調?の中国と外見の厳つさから、中国人からは香港マフィアと呼ばれている。まじで、一緒に歩いていると中国人がよけてくれる・・・。
そんなT部長から、中国ビジネスのイロハをいろいろ聞かされる。さすがに中国が長いだけあっていろいろアドバイスが頂けたが、何よりも心に残ったのが「中国人には気遣いが大事。良い意味でも悪い意味でも気をそらすな!!」
これには、納得。今回のゴタゴタも、安易にオイラがユーザーを信じたばっかりに・・。もっとちゃんと確認しておけば良かった。いい経験だ。しかし、これがホント、うちのえらいさんとかのエスコートでなくて良かった。下手したら左遷されるよ。
明日は、杭州に出張だ。今回の失敗を肝に銘じて頑張ろう。