久しぶりのプレゼン

今日は、お客さんに”当社の技術うんたらかんたら”をプレゼン

くー、久しぶりのプレゼン。

萌えました。 いや燃えました。

金曜日に突然言われたので、準備時間は十分とは言えないけれど、とにかくオイラはプレゼンが大好き。

他のプレゼンをした事がないのでよくわからないが、技術者同士のプレゼンは・・・

”いかに相手の嫌がる質問”が出来るかどうかで、お互いのレベルを判断する傾向がある。

裏を返せば、”いかに相手の鋭い質問に綺麗にカウンターを合わせるか”が、発表者の見せ場である。

そんな緊張感がながれるプレゼンの雰囲気がたまらない。また、相手の嫌がる質問をするって事は、本当に発表内容をよく聞いて理解しなければならないし、それに答える為には相手よりも深い理解が要求される。お互いの理解が深ければ深い程、本当に有意義な意見交換が出来るのである。

そして、そんな駆け引きのある戦いの場で、今回オイラがとった作戦は・・・

肉を切らして骨をぶった切る!!作戦。

わざとプレゼン中に、特に一番自信がある箇所に、

それに係わる発表箇所に突っ込みどころを用意する。故意に相手の質問を誘導する作戦。

そうとも知らずに、質疑応答の時間にそのえさに質問が来たら

キター

って感じで、
しかし、落ち着いて「いい質問ですね。さすがです。実は・・・」
と、講釈をたれる。くどくどといかにこの技術が素晴らしいか・・なんて説明する。
そしてお互いに熱い議論を交わす。オイラは、あまり触れられたくない箇所に触れられずに、自信のある所に議論を集中できる。

今日は、ことごとくこの作戦がうまく行った。お陰様で、聴衆も発表者もお互い納得が出来るプレゼンが出来た。

しかし、この作戦、聞き手が鋭い質問をしてくれる時は大変有効なんですが、あーんまり相手が発表に興味がないときは、発表者も

「なんや?あいつ突っ込みどころ多いなー」なんて思われてしまうので諸刃の剣です。

みなさんも機会があれば是非お試しください。