監査&接待

今日は、とある北関東の工場で台湾のお客さんの工場監査のお手伝い。

ISO絡みで、製造メーカーは海外から頻繁に監査に入られる。
これが、結構大変。

なんせ日本の工場の品質書類って、もちろん日本語で書かれている。
監査の時は、この書類を翻訳し、監査官(台湾人)の質問(英語)を翻訳し、日本の担当者の説明(日本語)を翻訳する。

本当に翻訳三昧のお仕事。

ただ、今回のオイラのポジションは、メーカーでなく商社としての位置づけ。
つまり、監査には直接関係なし。ただの同行者。

メーカーの担当者が、四苦八苦して翻訳しているのを、ただメモしながら見ているだけ・・・のはずだったが・・・
メーカーの担当者「This means・・・ これは何を意味しているんだ?」
台湾人監査官「No,I want to know ・・・」

ずーっとお互いの意思疎通がうまくいかず平行線。終いには、沈黙状態が続く・・・。監査なのに?

原因は、

  • メーカー担当者は、英語はできるんだけど、品質マネジメントシステムについても製造工場についてもまったく知らない。
  • 台湾人監査官が新人で、質問の意図をうまく説明できない。英語も下手。でもカワイイ←とってもかわいい女性でした。関係ないけど・・・

本当は、違う会社の人間が手伝うなんて絶対駄目なんだろうけど、このままでは前に進まないので
オイラ「翻訳を手伝いましょうか?幸い、私は品質マネジメント関連の経験がありますが・・・」

と提案すると、監査に対応していた日本人のおっちゃん達が、キラキラした目でオイラを見つめてきた。
おっちゃん「すみませんが・・・。お願いします。」

という事で、そこからはオイラが翻訳を担当。
おっちゃんのわかりにくい曖昧な日本語を英語に
サニーさん(監査官)の、目的のわからない下手な英語の質問を日本語に
回りくどい表現で、一部黒塗りで隠された書類を英語に

四苦八苦しながら翻訳すること2時間。

監査終了

うーん、翻訳ってやっぱ難しいわ。
瞬時に変換する作業は、思いのほか疲れました。
途中、回路がショートして、メーカの部長さんに
オイラ「I can't undersatnd what you want to say ! Hey,you know....」
と指摘されるまで、英語でずーっと話しかけていまい、
サニーさんには、「This is 書類 君が見たいって言った。」って言ってたし・・
はぁ〜、疲れた。

夜は、伊香保温泉とサニーさんの浴衣姿を満喫できたらよかったけど。
しかし、伊香保温泉・・・、人いないなぁ〜

泊まった旅館ですが、最高の雰囲気です。
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