上海出張3日目

今日は、午前中上海の事務所で打ち合わせて、午後からは無錫に出張。
無錫は、上海から来るまで3時間くらい。往復300kmの位置。遠いなぁ。
しかし、今日も大事な商談。コレが今回の出張のメインイベント。
ここも工場拡張の話があり、それに伴うビジネス拡大の話をずーっと進めてきている。
今日は、その詰めの作業・・・
お客さん「残念ですが、その件は他の日系企業でいきます。」
オイラ「はぁ?」
またまた話が、全然違う!! なんで? 急にそうなっちゃう訳?先月の打ち合わせじゃ、価格次第っていってたじゃん。
今回は、かなり頑張った価格をご用意させて頂いたのに。ご用命の日清カップヌードルもポーターしてきたのに…←かなり、泥臭い営業ですが・・・
お客さん「御社との取引は、すでに使用する○◯の50%を超えています。リスク分散の意味でも、今回は他社に軍配があがりました。もう、6月には決まってた事です。」
はぁ?って事は、前回の打ち合わせ時にはもう決まってたんじゃん!!なんで今日まで引っ張るんだよ〜!へんな気を使うんじゃない!!
はぁ〜。課長に、部長になんて言い訳すりゃ良いんだよ〜。まったく。
上海のスタッフにも、もうちょっと確度のある情報をお願いしたいもんだ。
ま、そんな事で無錫出張は空振りも空振り。がっかり。やっぱり中国でのビジネスは難しい。良い勉強になりました。やはりもっと現地に足を運んで、情報を手に入れなければ。

話は変わって夜の上海
今日は、別の出張にきているウチの部長と、アメリカの子会社から来ている米国人と夕食する予定だが・・
上海の日本人副社長が
副社長「オレO部長嫌いや!!上ばっかり見て仕事してやがる。だれが好き好んであんな奴と飲むか!!」
の一言で、他のお客さんと飲む必要があると嘘ついて夕食会をブッチ。ま、オイラも同意する所もあるし、何より副社長といた方がいろいろと勉強になる話を聞ける。この副社長、明日の日記に書くが非常に尊敬できる人。今後、オイラの目標となる人だ。
夕食は、上海の浦西の台湾料理「青葉」で食事。蟹に、豚に、鳥に紹興酒。美味です。上海で台湾料理って話もあるけどね・・
そして、食事が終われば、上海の夜恒例の・・・カラオケボックス
お姉ちゃん(小姐)のいるカラオケボックスである。
別にええかっこする訳ではないですが、オイラはキャバクラ等の類いは好きでない。なんで?こんな所にお金まで払って、めんどくさいトークをしなきゃならんのだ?って思ってしまう。しかし、これも仕事の一環。上海の夜には、つきものなので渋々行く事に。
システムは、まず小姐選び。20人くらいが、一斉に部屋に入ってきて自己紹介をする。多い店では、100人超えるとか?ほんまかいな?
しかも、結構カワイイ子が多い。その中から気に入った子を選び、楽しく?会話すると言うシステム。帰りには、チップ300元を渡してあげる。
ま、ものは考えようで、中国語の出来ないオイラにはいい中国語練習時間である。
どーせくだらない事を話すのなら、中国語を練習しよう!!って思っていましたが・・
甘かった。
地方から出てきて家族の生活も支えている小姐の必死さは半端じゃない。結構な確率で、小姐は日本語をしゃべってくる。中には、日本語検定1級の子もいたりする・・。
スゴい。オイラが中国語をしゃべる必要がない・・。ってダメじゃん。
でも、尊敬します。日本のキャバクラ嬢にはないプロ根性。ハングリー精神っやつか?オイラも見習って語学をもっとがんばらなくては・・・。上海の夜もいろいろ勉強です。