上海出張4日目

今日は、朝からアジアのベニスとマルコポーロに称えられた蘇州に出張。
車で、上海から片道2時間。

残念ながら、行った先は工業団地のためきれいな景色なんてまったくない。

ただ、蘇州に行く途中、信じられない光景を目にしました。それは・・・

高速道路を逆走する自転車2台

正直驚愕です。上海でかなりいろんなものを見て、ちょっとの事では驚かなくなってはいますが・・・

これはびっくりです。いったいどうやって高速道路に入ったのか?
何故、高速道路を逆走しているのか? 近道か? 警察には捕まらないのか? これは日常茶飯事なのか?

考えるとキリがありません。

仕事の方は、一緒に行った代理店のエージェントのお陰でバッチリ。新情報も取れて有意義でした。

ただ、一緒に行ったエージェントのWindyさん(20代後半、美人、上海出身)と一緒に食事をした時は、信じられない光景をみました。またまた驚愕です。それは・・・

Windyさんの食べ方

まず、いすに座った彼女の左手はずーっといすの背面に寄りかかっていました。ヤクザ並みです。
次に、食事中会話するのいいんですが、まるでリスのように両サイドの口はぷっくりふくれたまましゃべっていました。
デザートのバナナを食べているときは、もう口からバナナが出てました
驚愕です。確かに、違う国なのでオイラの国の尺度で測るのはナンセンスです。しかし・・、バナナが口から出た状態しゃべるのはなしでしょう。

仕事が終わって、別れ際の彼女の笑顔とても美人で素敵なのですが・・、どうしてもバナナが・・・オーバラップします。


さて、話は変わって夜。
今日は、先輩と上海子会社の副社長と日本食を食べに行った。

上海副社長(45歳)は、オイラと同じ技術出身で12年前に台湾に転勤、3年前にスライドで上海に異動と海外経験が実に長い。
その分、若いときから会社の経営に携わっており、その経験から来る発言の一言一言がめちゃくちゃ勉強になる。
しかも、ペーペーで、部下でもないオイラにいろんなアドバイスをしてくれる。
オイラの中で、副社長は会社の中で最も尊敬できる人No.5には確実に入ってくる。 

そんな副社長のアドバイスは、いろいろと参考になるがその中でも今日一番参考になったのは・・・
副社長「物事はシンプルに考えろ」
この一言。たいした事ない一言に聞こえるかもしれないが、実に重い一言である。

会社のしがらみ、自分の立場など、オイラ自身も知らず知らず物事を難しく考えている今日この頃。
シンプルに考える、これは簡単そうでなかなか実行できないことだろうな。

でも、ビジネスはシンプルが一番いい。これからは、これを心に刻んで仕事をして行こう。


その後は、その後体調の悪い先輩は先に帰ってしまったので副社長と二人でカラオケボックスへ。

ここでも小姐を囲んで、いろいろと副社長の話を聞いていたら・・・
副社長「悪い。飲みすぎた。今日は先に帰る。ここは払っとくから、もうちょっと飲んで行け!!」
と、いきなりオイラを置いて帰ってしまった・・・。

その後、どーでもいい会話を小姐と1時間ばかり話してホテルに帰ることしたが、
ホテルの行き先を中国語でタクシーに説明するのが自信がない。仕方なく、遠くに見えるホテルを目指して夜中の上海をブラブラ散歩しながら帰る。

正直かなり怖かったです。
上海の夜って、昼とは別の街の様に静です。意外です。
しかし、副社長〜。中国もできない、上海の地理も知らないオイラを置いていくなんて、あんた鬼ですか!!それとも、これは副社長のくれたささやかな試練だろうか?

上海最後の夜は、貴重な体験と共に更けていきました。

泊ったホテルが高いビルでよかった・・